政治・経済

松川村制施行130周年祝う 記念式典で村歌を初披露

村歌を作詞・作曲したとして平林村長から表彰される村民5人

 松川村は25日、村制施行130周年の記念式典を村すずの音ホールで開いた。人口が約1万人になり、全国的にも知られる長寿の村になった、明治22(1889)年の町村制施行以来の歩みを振り返りつつ、将来へさらに村民同士の絆を深めて住みよい村づくりを進めていくことを誓った。記念事業として制定した村歌が初めて披露された。

 村の各界の代表者をはじめ、近隣市町村長や友好都市の台湾・鹿港鎮の関係者ら約130人が出席した。あいさつした平林明人村長は、周辺市町村で平成の大合併が進む中で自立の道を選んだ経緯に触れながら「郷土への愛着と誇りを再確認し、村の宝である子供や恵まれた自然を大切にして、より住みよい村づくりを目指したい」と力を込めた。今後の課題として人口確保や経済活性化を挙げた。
 村歌は松川小学校合唱団の児童37人が披露した。村内にある安曇野ちひろ美術館の館長で名誉村民・黒柳徹子さんのメッセージ映像も紹介された。鹿港国民中学校の李錦仁校長は、幸運を呼び込むという台湾の伝統的な獅子頭を村に贈った。
 村の発展に尽くした個人や団体、企業、村歌の作詞・作曲者の表彰があった。正調安曇節や信濃国松川響岳太鼓のステージもあり、式典に花を添えた。
 今ある松川村は明治の町村制施行時に松川、板取、神戸新田、鼠穴、細野の旧5村が合併して成立した。明治22年の人口は2323人だったが、平成12年に1万人に達した。今年10月1日現在では9688人となっている。平成に入り一時、男性長寿日本一の村になった。

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