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松本の常楽寺 五百羅漢図を公開

安楽寺ゆかりの五百羅漢図を見る会員ら

 松本市内田の常楽寺の所蔵している幕末に描かれた仏画「五百羅漢図」が22日、安曇野市堀金の岩原自然と文化を守り育てる会(百瀬新治代表)に公開された。羅漢図はかつて岩原に存在した安楽寺にあったもので、会員約30人が地元ゆかりの仏画に手を合わせた。

 五百羅漢図は縦2・4メートル(8尺)、横4・5メートル(15尺)と大きく、釈迦の説法で悟りを開いた羅漢の喜びを描いている。毎年5月のご開帳以外で公開するのは初めてとなった。槇完明住職が寺を訪れた会員に、明治初期の廃仏毀釈で安楽寺が廃寺になった際に羅漢図は捨てられることになったが、常楽寺の住職と檀家の尽力で引き取られた経緯を説明した。
 百瀬代表は「羅漢図を守っていただき、感謝の気持ちでいっぱい。これからも大切にしてもらえたら」と話していた。