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上高地の野鳥映像に記録 自然公園財団1年半以上かけて撮影

自然公園財団上高地支部が初めて製作した映像ディスク「上高地の野鳥」

 松本市安曇の山岳景勝地・上高地の野鳥を中心に、貴重な動植物の営みや四季の移ろいの映像を記録した「上高地の野鳥」が今月、発売された。DVD版とブルーレイディスク(BD)版があり、一般財団法人・自然公園財団上高地支部が1年半以上にわたり独自撮影して、初めて製作した。4Kカメラによる高精細の映像で、大自然の魅力を発信する。

 上高地に生息するマガモやキビタキなどの野鳥約40種や、ケショウヤナギやバイカモなどの植物約50種、さまざまな野生動物などの映像集で、上高地ビジターセンタースタッフの前田篤史さんと酒井英身さんが昨年初めから今夏にかけて撮影した。財団が夏に実施した投票制の特別企画展「みんなで選ぶ!上高地のシンボル」で野鳥部門1位に輝いたコマドリは、営巣から4羽のひなの巣立ちまで撮影され、丹念な取材の成果が光る。
 上高地の自然の魅力や多様性を広く紹介しようと、平成29年から企画を進めてきた。同支部の加藤銀次郎所長は「上高地に常駐し、野鳥を知り尽くしたスタッフならではの力作。生き物たちの純粋な姿に親しんでほしい」と話している。
 DVD版(税込み2990円)、BD版(同3390円)を各1000部製作した。上高地の財団施設内などで販売しているほか、電話注文(別途送料が必要)も受け付ける。問い合わせは上高地インフォメーションセンター(電話0263・95・2433)へ。