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災害への備え 楽しく学ぶ 松本・庄内で防災運動会

 楽しみながら災害への備えを身に付ける松本市庄内地区の防災運動会が20日、庄内公園で開かれた。競技を通して応急担架作りやけが人の搬送の仕方などを学べるよう工夫されており、台風19号により県内でも河川氾濫などの甚大な被害が出ている中で、あらためて防災意識を高めた。

 約600人が2チームに分かれて参加し、防災の要素を取り入れた種目と綱引きや騎馬戦などの運動会定番種目に取り組んだ。「防災障害物リレー」では車いすに人を乗せたり、リヤカーに土のうを積んだりしてバトンをつなぎ、「タンカレース」では4人組で毛布と2本の棒から応急担架を作り土のうを運んで安全性と速さを競った。
 地区内の各組織でつくる実行委員会が主催した。梶山三男実行委員長(67)は「過去には水害を経験している地域なので、台風被害は人ごとと思えない」と言い「顔見知りが増えたり、さまざまな体験をしたり、災害に備える力を高める機会になれば」と願っていた。
 会場内では防災グッズや消防車両の展示、放水体験なども行われた。