教育・子育て

自然体験と教育考える 安曇野で幼稚園・こども園研修会

 全国各地の国公立幼稚園・こども園の園長でつくる全国国公立幼稚園・こども園長会の関東甲信越ブロックは19日、安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、特別事業の研修会を開いた。県内各地の幼稚園7園から約100組の親子と園長合わせて約200人が参加し、木の実を材料にした工作やたき火などの自然体験を通して幼児教育の質について考えた。

 同公園のインストラクターによる六つの体験プログラムのうち「ミミズのお食事」と題した企画では、ミミズが落ち葉を食べてふんをするように、大量の新聞紙を親子が協力して1枚ずつ丸めて床にばらまいた。その上に茶色の布をかぶせて上を歩くと、子供たちから「ふかふか」と歓声が上がった。
 その後園内の林に移動し、ミミズの働きで分解された腐葉土を実際に観察した。穂高幼稚園に通う福地彩ちゃん(5)はシャベルを地面に入れると「なんか柔らかくて掘りやすい」と驚き、母親の純さん(38)は「このようにして森ができ、人間にとっても過ごしやすい環境になるんだと分かった。ミミズってすごい」と実感していた。
 研修会はブロック内の都道府県が持ち回りで毎年開催し、安曇野市では初開催となる。今年のテーマは「自然」で、子供たちはメタルマッチでの着火や、ドングリの実を使ったこま作りなども楽しんだ。