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国宝の絵 ようじ入れ人気 松本城と旧開智学校 松本市立博物館の土産品

 松本市立博物館で独自の土産品として販売する、市内に二つある国宝のイラストを描いた手作りの陶製ようじ入れが人気だ。特に先月30日に正式指定されて以降、旧開智学校校舎の人気が高く、ほぼ売り切れ状態になった。同館では指定の反響の大きさに驚きつつ喜んでいる。

 直径4センチ、高さ5センチで、小物入れにもなる。松本城と旧開智学校校舎のいずれも「国宝」の文字と絵柄が入り、裏面に「令和」の元号も見える。形も絵柄も少しずつ仕上がりが違うのが"味"として好まれるようだ。税込みで1個650円。
 「Hiroe(ひろえ)」さんとして作陶活動をする市内の女性が制作する。博物館では7月に入荷を始め、計50個を用意したが、10月に入り品薄になってきた。旧開智学校について来館者から「おめでとうごさいます」と頻繁に声を掛けられ、行き方を聞かれる回数も増えているという。
 製品は1個ずつ手間をかけた手作りのため、旧開智学校版の次回入荷は来年になる見通しだ。同館の担当者は「このまま機運が続き、訪れる人が増え続けてくれるといい」と願う。