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車上荒らし安曇野市内で多発 住宅駐車場の被害目立つ

車上荒らしの被害と防止策を伝えるため、安曇野署が作った「防犯速報」
 安曇野警察署管内(安曇野市、筑北村、麻績村、生坂村)で今年、車上荒らしが21件(9月30日現在)も発生している。前年同期より10件多い。中でも夜間に住宅の駐車場を狙う手口が昨年5件だったのに対し、今年は13件と大幅に増えており、9割以上が市内で起きた。今月9日にも豊科地域で被害があった。同署は▽施錠の徹底▽車内に荷物を置かない―といった自衛策を講じるよう強く呼び掛けている。
 住宅の駐車場に止めた車を狙う車上荒らしは昨年10月ころから目立ち始め、今年8月下旬には3日連続で発生した。いずれも車の持ち主が帰宅してから翌朝に外出するまでの時間帯を狙った犯行だ。  安曇野署は被害を知らせる「防犯速報」を作成し、各地区の回覧などで周知を図っているが、被害は後を絶たない。  車の窓ガラスを割って、運転席や助手席に置かれたバッグやポーチが盗まれるケースが多い。今年に入って9月までに車上荒らしに遭った21台のうち、9台が施錠をしていなかった。半開きの窓をこじ開けたような事案もあった。住宅の駐車場のほか、パチンコ店やホームセンターの駐車場でも発生しており、バイクや軽トラックも被害に遭っている。  車内の荷物を布などで覆って財布やかばんが外から見えないようにしていても、犯人に「何かある」と思われたら確実に狙われるという。同署生活安全課の宗田悠美係長は「『自宅だから』『少し車を離れるだけだから』と油断せず、車内に荷物を置きっ放しにしないで。施錠や完全な窓締めも徹底してほしい」と呼び掛けている。