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旧開智学校 気軽に学ぶ 松本市立博物館 国宝指定の記念展示

 松本市立博物館の正面入り口付近に、旧開智学校校舎の国宝指定を祝う記念展示コーナーが開設されている。クイズや塗り絵、手作りパズルを用意し、子供も遊びながら気軽に学校の概要や歴史を学べるよう工夫されている。27日まで。

 壁面展示は、旧開智学校校舎に掲げられる校名看板に描かれた2人の天使がおしゃべりする形式で、開校から143年が経過し、かつて女鳥羽川沿いにあったことや、同校で学び、明治~昭和期に活躍した社会運動家・木下尚江や歌人・窪田空穂ら著名人も紹介した。
 子供が遊んでできた作品は展示もされ、「か」「い」「ち」の文字を使って言葉(単語)を連想する企画では「からす城 一度は行こう 近くて遠い」と同じ国宝の松本城を詠んだ俳句調の作品もある。塗り絵作品では、水玉や虹色の鮮やかな旧開智学校が並ぶ。
 展示は、来場者の流れや様子を把握する受付担当職員7人の発案で、土屋伸子さん(51)が特技を生かしてイラストを描き、学芸員の協力で完成させた。職員の保坂佳子さん(54)は「硬くならず、一緒に参加して興味を持ってもらえたら」と話す。

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