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松本の山林火災 3000平方メートル焼く

  10日午前10時20分ころ、松本市岡田伊深の山林で火災が発生した。松本署などによると、近くの畑でわら焼きをしていた火が燃え広がったとみられ、山林内の下草約3000平方メートルを焼き、約5時間40分後に消し止められた。わら焼きをしていた男性(87)が消火しようとして煙を吸い込み、松本市内の病院に運ばれたが、軽傷のもよう。

 現場の山林は枯れた松が目立ち、勢いよく燃え広がった火と立ち上る白い煙に、辺りは一時騒然となった。山梨県の消防防災ヘリも消火活動に当たり、上空から散水した。
 現場は国道143号の北東で、男性は1人でわら焼きをしていたという。近くに住む男性は「火の手がかなり早かった。わら焼きをしていた男性が火を消そうと山に上がっていたので、急いで『下りてこい』と声を掛けた」と振り返り、出火当時、近くの畑にいた女性(39)は「わら焼きとは違うパチパチという音がして、見たら山に火が広がっていた。枯れた松を伐採して積んであった束も燃えている」と不安そうに消火活動を見つめていた。