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松本そば祭り中止 大型台風で安全を優先

 第16回信州・松本そば祭りの実行委員会は9日、大型で猛烈な台風19号の接近に伴い、12日から14日まで松本市の松本城公園を主会場に開催予定だった今年のそば祭りを中止することを決めた。屋外の一般向けイベントはすべて中止となるが、松本市Mウイングで開催する12日の全麺協素人そば打ち3段位認定大会、13日の第13回信州そば打ち名人戦などは開催する。

 台風の接近で公共交通機関の運休が予想され、松本地方の天候も大荒れとなる可能性があり、来場者の安全確保を最優先した。実行委は9日に会合を開いて対応を協議し、松本城公園ではブースの撤去作業が始まった。
 今年のそば祭りは、メインイベントで各地のそばの食べ歩きが楽しめる「全国そば祭り」に18ブース、物産市にも53ブースが出展を予定していた。
 予定通り開催する、3段位認定大会とそば打ち名人戦はともに午前9時半から開始し、自由に見学できる。Mウイング4階では13日午前11時半から、名人戦の出場者が打ったそばをかけそばとして振る舞う「ひとくちそば振る舞い」もある。
 過去のそば祭りでは平成16(2004)年の第1回に台風の接近で2日目を中止した。荒天によりそばブースの営業を短縮したこともあった。実行委員長の新保力・市民タイムス社長は「毎年、県内外から大勢の人にご来場いただいており、中止するのは誠に残念だが、安全第一を考えた。どうかご理解いただきたい」と話している。

 松本市教育委員会も松本城本丸庭園で予定していた二つのイベントを中止または延期にした。14日の合同茶会は中止し、12日に特設舞台で展示を始める予定だった「人形飾り物展」は開始を16日にずらした。