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『安曇野文芸』節目の40号 公募入賞5編を掲載

 安曇野市民を中心につくる「安曇野文芸の会」(中島博昭代表、45人)が、会員の投稿作品を編んで年2回発行している総合文芸誌『安曇野文芸』の最新号となる第40号が、今月発売された。節目を記念して一般から募集した「安曇野文芸賞」の入賞作品5編と「安曇野を語る」をテーマに会員が寄せた俳句や短歌、エッセーが収められている。さまざまな角度から安曇野の魅力が語られた一冊だ。

 文芸賞には、小説やエッセー計14作品の応募があり、豊科南穂高の公務員・山本早織さん(30)のエッセー「自閉症と向き合う―安曇野で生きる喜びを見出して」が最優秀賞に選ばれた。最新号には作品と一緒に全入賞作の講評を掲載し、それぞれの魅力を掘り下げて伝えた。入賞者5人中3人が20、30代で、会運営委員長の望月信幸さん(45)=穂高柏原=は「どれもとてもみずみずしい文章。文芸に関わる若い世代の発掘につながった。今後、仲間になってくれればなおうれしい」と手応えを話している。
 今号から、版画家の望月さんが表紙絵を手掛けることになった。初回のテーマは「りゅうになった大糸線」で、絵にちなんだ望月さんの創作物語も掲載した。
 B5判、168ページで500部印刷した。1冊1000円(税込み)。市内の書店のほか、今号から新たに穂高の大王わさび農場、穂高北穂高の安曇野高橋節郎記念美術館、池田町の北アルプス展望美術館でも取り扱っている。
 問い合わせは会事務局(電話0263・72・0497)へ。