政治・経済

塩尻市楢川支所・市立図書館分館が移転開所 式典で祝う

園児がくす玉を割るなどして開館を祝った

 塩尻市木曽平沢の旧楢川保健福祉センターに今月移転した市楢川支所と市立図書館楢川分館の開所・開館式が8日、開かれた。地元関係者と園児、小中学生ら約50人が参加し、地域の拠点となることを願った。

 支所は先月末から既に業務を始めており、図書館楢川分館の開館に合わせて式典を開いた。正面玄関前に関係者が集まり、小口利幸市長は「支所と図書館が同じ所にあった方が便利。いっぱい本を読んで」と子供たちに呼び掛けた。楢川地区の宮原正区長会長は「図書館の利用が地域の文化の向上につながる。支所は敷居を低くし、住民に優しい対応を」と求めた。
 関係者が支所と図書館分館の看板の除幕をし、楢川保育園児がくす玉を割って祝った。楢川中の生徒が製作したマスコットキャラクターの「なららちゃん」も参加し、花を添えた。式典後は施設の内覧も行われ、図書館分館は親子で読書を楽しめる部屋と、郷土資料などがある部屋に分かれていることが紹介された。蔵書も当初は1万5000冊を予定していたが、前の施設とほぼ同じ2万冊にできると説明があった。
 隣接する木曽楢川小学校の小林康彦校長は「最近は子供たちが本に親しむことから遠ざかっている。近くに図書館ができたことで気持ちが向かうといい」と期待していた。
 図書館楢川分館では開館記念として今月末まで、来館者にヒノキのしおりをプレゼントするほか、使わなくなった本の譲渡もする。