地域の話題

G20関係閣僚会合に机と椅子貸与で朝日に感謝状 

感謝状を受け取る小林村長(中)

 北佐久郡軽井沢町で6月に開かれた20カ国・地域(G20)のエネルギー・環境相会合の開催に協力したとして、朝日村に7日、県推進協議会(会長・阿部守一知事)から感謝状が贈られた。関係展示会の会場で使われた村産カラマツ製のテーブルとベンチを国と県の要請に応じて貸し出し、村の取り組みを国内外にPRした。

 県庁で開かれた推進協の総会で感謝状が贈られ、出席した小林弘幸村長が受け取った。
 村のテーブル2個とベンチ10個が、会合に合わせて軽井沢町内の大型商業施設の駐車場で6月14~16日に開かれ日本のエネルギー・環境関連技術を紹介した「G20イノベーション展」の会場の休憩スペースで使われた。
 いずれも普段は、村役場のホールや村中央公民館の談話室に置いてあり、来訪する人たちになじみがあるものだ。県森林づくり県民税事業の「森林づくり推進支援金」を村が活用し、村内の木工作家に依頼して作った。
 村役場や保育園などの公共施設、机やいすなど小学校の備品に村産カラマツを積極的に使う村の方針は県にも知られており、地域の自然資源を活用する事例の一つとして、国と県から関係する物品貸し出しの要請があった。
 イノベーション展は一般公開され、会合に出席した各国の閣僚が見学する時間も設けられた。テーブルなどの貸し出しが村の知名度向上につながると考えた小林村長は「要請には二つ返事で応じた」と言う。カラマツの有効活用を探るのには長い時間がかかるとみており「地道な取り組みが必要で、貸し出しはその一つになると思う」と話している。
 推進協は36団体に感謝状を贈った。松本地域では塩尻市の塩尻・木曽地域地場産業振興センター、松本市の才能教育研究会にも贈呈された。