地域の話題

華やか花馬祭り 南木曽の五宮神社で

おはやしに合わせて練り歩く行列。「花」で飾られた馬が続いた

 南木曽町田立の五宮神社で6日、秋恒例の花馬祭りが行われた。300年にわたって受け継がれてきた行事で、県の無形民俗文化財に指定されている。細く割いた竹にたくさんの色紙を付けて稲穂をかたどった「花」で飾られた馬3頭と住民約80人が、おはやしに合わせてゆったりと地域を練り歩いた。

 五色ののぼり旗などを掲げ先導する地区の役員らと、白装束や法被を着て笛や太鼓でおはやしを奏でる子供たち、馬が後に続いた。午後0時半にJR田立駅前を出発し、ゆっくりと同神社までの約1㌔を練った。道中、見頃を迎えたヒガンバナが彩りを添え、沿道の地元住民やアマチュアカメラマンが華やかな行列を見守った。境内入場後は、厄よけなどにご利益があるとされる「花」取りも行われた。
 馬引きを担った木村日向詩さん(13)=南木曽中2年=は「1年に一度のお祭り。地域の人や遠くから見に来た人に喜んでもらい、地域を知ってもらえるように頑張りたい」と話していた。