地域の話題

木曽馬放牧 のどかな風景 木曽・開田高原 観光資源化探る

 木曽町開田高原末川の観光施設が集まる一角に木曽馬が放牧され、のどかな風景を演出している。木曽馬の産地として知られる同高原を行き交う観光客らの車から木曽馬が見える環境を試験的に創出することで、観光資源としての可能性を探る取り組みだ。

 町の「木曽馬の里活性化プロジェクトチーム」による試験放牧だ。昨夏と今夏に行った放牧は同高原の別の場所だった。今回は、より観光客が集まる場所で放牧して周辺の観光施設などへの相乗効果を調べようと、観光案内所やそば店、ガソリンスタンドもあり、御嶽山も望める国道361号沿いの「一等地」を選んだ。
 2日に放牧し、初めての週末となった5日は、早朝から多くの観光客が車を止め、木曽馬の姿を写真に収めていた。神戸市の会社員・田中裕作さん(38)は「『木曽馬の里』の看板は目にしていたが通過してしまうところだった。馬が実際に見られるのは良い試み」と話していた。
 放牧地の近くで「そば祭り」が開かれる6日には観光客にアンケートを実施し、誘客効果や来場者の満足度も調査する。