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上松・休養林の駐車場料金 町民割引制度の利用低調

 上松町の赤沢自然休養林の駐車場料金が、半額になる町民割引き制度の利用が低調だ。昨年7月に町の美しい自然資源である休養林の魅力を再発見してもらいたいと始まった制度だが、2年続けて8月以外の利用が伸び悩んでいる。今月中下旬には紅葉シーズンの最盛期を迎えるため、町は積極的な利用を呼び掛けている。

 割引きは町民とその家族を対象とし、普通車1台600円の駐車料金が半額になる。JR上松駅近くの観光案内所で事前に申請してから受け取る札を駐車場の係員に渡すことが必要となっている。
 町や町観光協会によると、初年度(7~11月)は8月の利用が最も多く76台で、次いで10月に14台、それ以外の月は10台以下だった。2年目の本年度(4~9月)も8月に53台、5月に13台が利用したが、ほかの月は10台以下だった。
 秋に入ると、利用が減る傾向が続いている。町外に住む家族が帰省した際に使うリピーターが多く、新規利用者が少ないとみられる。町産業観光課の藤原真さんは「広報や回覧で知らせてきたが、浸透しきっていないのだろう」と残念がる。
 町観光協会は秋の休養林について「さまざまな木の種類があるので毎週見せる顔が違うのが魅力」「夏場の緑の森林とは異なり、かさかさとした冬の気配も感じられる」と語る。藤原さんは「自分の町を知って魅力を外に発信するきっかけとして利用してもらいたい」と話していた。
 本年度は11月7日まで開園している。問い合わせは町観光協会(電話0264・52・1133)へ。