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消費増税直前買い物盛況 軽減税率の対象外品人気

 消費税率が8%から10%に引き上げられる10月1日を前にした最後の週末を迎え、松本地方の小売店は、増税前に欲しい品を少しでも安く買い求めようという人たちでにぎわっている。日用品をはじめ家電、化粧品といった、消費者の負担軽減策として導入される「軽減税率」の対象外商品を求める人たちが目立つといい、店側も駆け込み需要の取り込みに懸命だ。増税前最終日(9月30日)まで客足はいつもより増えそうだ。

 山形村の大型商業施設アイシティ21は25~30日、増税前のセールを展開している。3階催事場のウェルアップホールでは衣料品のバーゲンを行い、倉田由里子副店長兼婦人服次長は「フォーマルの婦人服の売れ行きが大きく伸びている」と話す。例年より1カ月以上前倒しで8月下旬から早くも冬物のコートの販売を始めており、9月下旬からは秋物、冬物ともに平成26年の前回増税時よりも売り上げが伸びている。
 施設内の店舗では今月下旬から特に化粧品、、家電製品、眼鏡、酒類の販売が好調という。娘夫婦と家電を見に来たという山形村下竹田の女性(68)は「普段は財布のひもも固いけれど、(消費税が)8%のうちに買っておこうと気持ちにふんぎりがついた」と話していた。
 他の大型店や家電量販店、衣料品なども増税直前の「ラストチャンス」などとうたってセールを行っている。