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松本市ごみ分別促進アプリ 利用者数が1万人突破

 松本市が平成29年7月に配信を始めた、スマートフォンやタブレット端末に家庭ごみの収集日や分別の仕方などの情報を提供するごみ分別促進アプリケーション(アプリ)「さんあ~る」の利用者数が、先月末時点で1万人を突破した。導入2年での目標達成で、周知が奏功して右肩上がりで増えてきた。同じアプリを導入している県内外の自治体より早いペースという。

 さんあ~るは大阪市の企業・ディライトシステムが提供しているアプリで、今年7月時点で全国103市区町村が導入している。県内では松本市の導入が最も早く、安曇野市や上田市など計7自治体が利用している。
 松本市は導入1年後の30年7月末に利用者数が5000人を突破した。人口規模が異なるため単純な比較はできないが、30年9月に導入した上田市では1年間で約2700人にとどまっている。
 松本市はさんあ~るの利用を促すため、地域づくりセンターなどにポスターやチラシを配布したほか、市の出前講座や環境関連イベントなどでPRしている。市民に毎年配布している「ごみ収集日程表」などに、アプリのダウンロード画面に簡単にアクセスできるQRコード(二次元バーコード)も載せて使いやすくしている。
 さんあ~るは利用無料で、ダウンロードすれば誰でも使える。居住している地域に合わせ、その日や翌日に収集されるごみの種別が表示されるほか、1週間分の収集予定表なども出る。家庭ごみや資源物の分け方や出し方に迷った場合はすぐに調べられるほか、ごみを持ち込める施設なども掲載している。英語や中国語、ポルトガル語など七つの外国語にも対応している。
 市はアプリ上でイベントや啓発などの情報を不定期に発信しているが、さらに発信の頻度を高めるのが今後の課題という。環境業務課は「今後は2万人を目標に周知していきたい」としている。