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山雅 キャッシュレス導入検討

 サッカーJ1松本山雅FCの運営会社は、神戸市のノエビアスタジアム神戸でこのほど行われたアウェー神戸戦で、電子マネーなどを使うキャッシュレス決済をグッズ販売ブースで試行した。電子マネーやクレジットカードを読み取る機器をブースに置き、グッズ販売や抽選会の参加費などを決済した。スタッフに電子マネーでの決済方法を相談するサポーターもいたが、目立った混乱はなかったといい、今後ホームゲームで導入するために研究を続けていく方針だ。

 ヴィッセル神戸が今年からスタジアム全体でキャッシュレス決済を実施しているのに伴い、スタジアム場外に設けた山雅のグッズ販売ブースも取り入れた。決済機器は神戸から借り受け、スタッフが使用方法などを教わって活用した。
 神田文之社長もブースに立ち、サポーターに応対した。ただ、機器に慣れていなかったり、複数の電子マネーを処理する手間がかかったりして苦労する場面も見られた。神戸戦を観戦した山雅サポーターの女性(32)はキャッシュレス化を知らず「クレジットカードを持っていて良かった」と話していた。電子マネーカードが無料配布されたので現金でも対応は可能だった。
 山雅のホームゲームは現在、入場チケットは電子決済可能だが、スタジアムの飲食物やグッズの販売はすべて現金決済だ。キャッシュレス決済を採用すれば混雑時のレジ処理の簡略化が図れるメリットはある。
 運営会社は今季のホームゲームでキャッシュレス決済の試行を検討しており、神田社長は「誰もが使いやすい決済方法を考えて、早期の導入を目指していきたい」と話している。