政治・経済

ナシの南水 安曇野で選果スタート

 安曇野産のナシの主力品種となる「南水」の選果が24日、安曇野市三郷温のJAあづみ果実中央選果所で始まった。今年は春先に遅霜の被害を受け、出荷量は平年の2~3割ほどとなる見込みだ。一方で、果実は例年より大ぶりのものが多く、品質は良さそうという。選果作業は10月上旬まで続けられる。

 JAあづみによると、南水は花が満開だった4月下旬と5月上旬の2回、主産地の三郷地域や松本市梓川地区を中心に霜の被害を受けた。南水はほかのナシと比べて花が弱く、霜の影響を受けやすいため、例年だと約2万ケース(1ケース5㌔)を出荷するところ、今年は4000ケースほどにとどまる見通しだ。一方、梅雨時期に雨がしっかりと降ったためか、玉は比較的大ぶりのものが多いという。同選果所の担当者は「だいぶ心配していたが、選果を迎えられてうれしい。昨年より量は少ないが、丁寧に選果を進めたい」と話している。
 安曇野のナシはわせ種の幸水や中生種の豊水、晩生種の南水などが栽培されている。幸水と豊水も霜の影響を受けたが、出荷量への影響は昨年に比べて微減にとどまる見通しだといい、ともに1ケース10㌔で幸水は4085ケースを選果し、豊水は7000~8000ケースの出荷が見込まれている。