政治・経済

朝日小通学路の安全確保 歩道や照明設備の整備進む

工事が進む村道古見57号線の建設現場

 朝日村は、朝日小学校児童の通学路変更を見越した道路の整備を行う。来年3月の完成を目指して建設工事中の村道古見57号線や、既存の県道新田松本線バイパスなどに照明設備を設ける。西洗馬方面から通う全児童と小野沢からの一部の児童の通学路が来年度にも、歩道や照明設備が整った安全なルートに変更される見通しだ。

 学校に最も近い古見27号線は、村運動広場北側から村役場の南西に至る延長約300メートルで、既存道の拡幅と延伸の工事を進めている。北側に幅2.5メートルの歩道を設け、幅5.5メートルの2車線を確保する全幅9メートルとする。照明器具は少なくとも3基を設ける。
 その東側に続き、村役場の南側を東西に延びる村道大原63号線沿いの延長約170メートルには、村役場の建設に合わせて敷地内に照明器具が設置され、歩道も照らしている。
 村役場の南東角と鎖川の朝日橋との間を南北に走る新田松本線バイパスにも、車道西側の歩道に防犯灯を置く計画だ。延長約700メートルに11基を設ける考えで、県松本建設事務所に道路占用の許可を求めている。
 古見57号線と大原63号線の工事は平成28年度から続いており、合わせて2億7934万円がかかる見通しだ。半分以上で国の社会資本整備総合交付金を充て、残りも償還(返済)時に国の財政支援がある起債(借金)で賄う。新田松本線バイパスの防犯灯設置の経費として、一般会計に200万円を計上している。
 西洗馬などから通う児童は現在、「学校坂」と呼ばれる県道新田松本線の一部を通学路にしている。河岸段丘を切り通した部分はヘアピンカーブになっていて見通しが悪い上に急坂で、歩道がない所が多い。村議会や村民からかねて、危険性が指摘されていた。
 学校の正門から朝日橋北側まで通学路の延長は、現在の1.06キロに対して変更後は1.24キロとなる。村建設環境課は「ルートは長くなるが、安全確保を図ることができる」と説明している。