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塩尻市内のワイナリー 醸造始まる

醸造作業に励むワイナリー従業員(ドメーヌ・スリエ)

 塩尻市内のワイナリーで今季の醸造が始まった。各社によると、梅雨明け以降の好天やブドウ農家の生産努力などもあり、おおむね例年並みのスタートとなっているようだ。特産のワインを多くの消費者に楽しんでもらおうと、従業員たちが醸造作業に励んでいる。

 広丘郷原で6月に開設したばかりのドメーヌ・スリエは18日に醸造を始め、地場産のナイヤガラ約2・5トンを仕込んだ。ケースに入ったブドウを次々に破砕機に投入して茎を取り除いた後、機械で搾汁し、タンクに貯蔵した。一晩置いてから別のタンクに移し、約2週間発酵させるという。
 今後はコンコード、シャルドネ、メルローなども加わり、醸造作業は10月中旬まで続く。今季仕込んだワインは早い種類だと11月に発売する。
 同社は昨年までは他社に委託醸造してワイン生産を行っており、自家醸造は今季が初めて。高山秀士取締役(75)は「期待してくれる地域の皆さんに喜ばれるワインを造り、塩尻の活性化に貢献していきたい」と話していた。
 宗賀桔梗ケ原の井筒ワインは14日からナイヤガラを中心に醸造作業を行っている。醸造開始時期、仕込み量ともに例年並みだという。塚原嘉章社長は「日本、塩尻のワインをさらに好きになってもらえる品質の物を作りたい」と話していた。