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県畜産試験場の豚の殺処分完了 豚コレラ感染で 

 県は15日、飼育する豚の豚コレラ確定を受けて県畜産試験場(塩尻市片丘)で進めていた全349頭の殺処分を14日午後11時57分に終了したと発表した。豚の埋却も完了し、施設内にあるたい肥など汚染物の埋却を残すのみとなった。施設内の防疫作業は当初、17日午前5時に終了を予定していたが、県農政部は「おおむね順調に進んでおり、予定より早まる可能性がある」としている。

 敷地内に長さ100㍍、幅と深さが4㍍の埋却溝を二つ設け、14日から延べ206人の県職員らが殺処分した豚349頭と、肥料やわらなどの汚染物を埋めた。15日は午後3~5時に熱中症対策で作業を中断したものの、埋却作業は午後3時30分現在で8割ほどを終えた。
 試験場にウイルスがどう侵入したのか、感染経路は分かっていない。塩尻市の県野菜花き試験場、東山公民館、善知鳥峠下チェーン脱着所、松本市の県松本合同庁舎の4カ所に設けた消毒ポイントは当面継続し、えさ運搬車など通過する畜産関係車両に消毒を促していく。