地域の話題

一流のジャズが池田に響く 新交流センターでライブ

会場を沸かせたジュリアーニさん(右)とボッソさん(中央)

 今月開館した池田町交流センターかえでで15日、世界で活躍するジャズ奏者を招いたライブが開かれた。安曇野で上質なジャズを楽しんでもらい、地域の活性化につなげようと、地元や近隣の愛好家らでつくるジャズ・プロジェクトあづみ野(JPA)が初めて企画し、会場は町内外から訪れた幅広い世代の人たちで満員となった。

イタリアのサックス奏者ロザリオ・ジュリアーニさん(52)とトランペット奏者ファブリッシオ・ボッソさん(46)、パリのベーシストのダリル・ホールさん(56)、東京都のドラムス江藤良人さん(46)、イタリアのピアノ奏者アレッサンドロ・ランツォーニさん(27)のクインテットが出演した。
 即興の熱気あふれる演奏が披露されると、来場者は立ち上がって拍手し「ブラボー!」と声を上げた。センター近くに住む矢口英雄さん(84)は「生の演奏が素晴らしかった」と喜び、南佐久郡佐久穂町から家族で訪れた黒澤雛馨さん(10)は「プロの演奏はすごくかっこよかった」と笑顔だった。
 米国でジャズ奏者として活動し、現在は池田町へ帰郷している関克久さん(63)が、松本深志高校軽音楽クラブ時代の仲間らと「地元を盛り上げジャズファンを増やしたい」と、実行委員会となるJPAを立ち上げた。関さんと親交が深く、音楽イベントの企画を手掛ける香港在住の広濱尊久さんが世界的に活躍するジュリアーニさんに声を掛けた。
 ライブ後、関さんは「大盛況で皆さんが心から楽しんでくれてうれしい」と感激し「また企画したい」と語り、ジュリアーニさんは「心から楽しんでくれる皆さんの熱意を感じ、演奏に力が入った」と話していた。