地域の話題

麻績シードルで創作料理 聖レイクサイド館で新メニュー

創作メニューと考案したシェフの吉野さん

 麻績村産のリンゴで醸造したシードル(発泡果実酒)を活用した創作料理が新たに登場し、12日に聖高原の聖レイクサイド館で提供が始まった。信州産米豚をシードルでじっくり煮込み、根菜やキノコと合わせた一品で、地域の食材を生かした新メニューで村を訪れてもらうきっかけづくりや、高原の集客にもつなげたい考えだ。

 炒めタマネギと合わせた豚の肩ロースをシードルで半日ほど煮込みサツマイモ、カブ、シメジ、シイタケ、ソテーしたリンゴを具材に添えた。発砲性のシードルで煮込むことで肉がやわらかく仕上がり、ソースには豚のうまみ、シードル由来のほのかな酸味、タマネギの甘みがマッチしている。フランスで親しまれているシードルの煮込み料理を参考に、聖レイクサイド館のシェフ・吉野敦さん(31)=麻績村麻=が考案した。特に肉のやわらかさ、シードルの味を生かすことにこだわったといい、吉野さんは「麻績のものを使った面白いものが作れないかと半年ほどかけて創作した。ぜひ味わいに来てほしい」と願う。
 シードルは、村のリンゴを生かした新しい特産品として昨年、村を中心に試験的に製造が始まった。今年から、村内で遊休農地の活用や農業振興に取り組むNPO法人おみごとが販売をスタートし、地場産品のPRにもつなげている。
 「お箸でも切れる信州産米豚のシードル煮込み」として、サラダ、主食(パンかライス)、ハーブティーが付いたセットメニュー(1500円)のメイン料理として提供する。事前の予約が必要。単品でも販売する。予約・問い合わせは聖レイクサイド館(電話0263・67・3511)へ。