政治・経済

塩尻市の高齢化率 18区で40%超

 塩尻市がまとめた市内に66ある行政区ごとの高齢化率(65歳以上の人口の割合、8月31日現在)によると、全体の27・3%に当たる18の区で40%を超え、前年同月より3区多くなった。地域の共同活動や集落の維持が困難になる高齢化率50%前後の区も複数あり、それぞれの地域の実情に合った施策の充実が必要になっている。

 市内全体では28・01%で前年同日より0・19ポイント高くなった。
 行政区別で最も高いのは塩尻東地区の松原(54・23%、前年同日比0・06ポイント高)で、93世帯の約半数が高齢者の一人暮らしだ。次いで、楢川地区の奈良井(50・58%、同0・13ポイント低)、宗賀地区の日出塩(47・83%、同2・89ポイント低)、洗馬地区の上小曽部(47・04%、同1・02ポイント高)などの順になっている。前年同日は30%台だった宗賀地区の本山と小井戸、塩尻東地区の桟敷が40%台になった。
 逆に高齢化率が最も低いのは塩尻東地区の峰原の6・87%で、片丘地区の内田原も9・38%で一桁台となっている。
 地区別では楢川が47・44%と高く、988世帯のうち56・9%が高齢者のみの世帯となっている。一方、高出地区は19・23%で最も低く、市北部の吉田地区(21・06%)や広丘地区(24・63%)も低くなっている。ただ、吉田地区には751、広丘地区には1262の高齢者のみの世帯がある。
 大門地区は26・16%だが、行政区別では大門八番町(43・99%)や大門一番町(41・41%)が高く、大門7区(20・26%)や大門六番町(21・80%)は低くなっていて、大きなばらつきがある。
 塩尻市は高齢化の現状を踏まえた立地適正化計画を策定し、高齢者や子育て世代が安心して暮らせる「コンパクトシティ+ネットワーク」の都市再編を目指している。