政治・経済

塩尻市レザンホールの天井 耐震強化へ

規制の強化で耐震改修が必要になっているレザンホールの客席の天井

 塩尻市は10日に開かれた市議会9月定例会の一般質問で、レザンホールの天井の耐震補強に令和3年度以降、着手する方針を示した。平成26年4月に建築基準法に基づく天井脱落対策の規制が強化されていたが、市はこれまで認識をせず、対策を講じていなかった。

 篠原敏宏氏(市民派連合)の質問に、赤津光晴市民交流センター・生涯学習部長が答えた。
 レザンホールには大ホールと中ホールの両方につり天井があり、規制強化によってつりボルトを増やしたり、接合金物を強化したりする必要がある。改修工事には半年から1年程度かかり、県や他市のホール改修の実績から、費用も数億円かかるとみられる。レザンホールの貸し館事業は既に来年分まで予約が入っており、赤津部長は「大きな予算も必要となることから、設計施工は市第5次総合計画後期計画(令和3~5年度)で実施したい」とした。
 天井脱落対策の規制強化は、平成23年の東日本大震災で各地の建物のつり天井が崩落する事故があったのを受けて行われた。県が昨年1~7月に実施したホクト文化ホール(長野市)の天井改修(大ホール1124平方メートル、中ホール648平方メートル)では、7億6463万円がかかっている。レザンホールの天井は大ホールが690平方メートル、中ホールが360平方メートルとなっている。