政治・経済

朝日村役場のヘリポート 多目的広場に

「多目的化」が模索されているヘリポート建設予定地
 朝日村は、村役場敷地の隣接地に設ける計画のヘリポートについて、地面を芝生とし、普段は子供の遊び場や催し物の会場などとして多目的に使えるようにする方向で検討している。災害対応や傷病者の緊急搬送などでの使用を想定するが、常に使うわけでないことに着目した。村内各所から訪れやすい「一等地」の有効活用を探る。
 村役場敷地の南東に隣接する約1300平方メートルに設置する計画だ。村は令和2年度の予算に、民有の部分の取得や設計、施工などの3000万円を計上する方向で考えている。  村はヘリポートを芝生にしても、必要な機能を果たせるかを見極めている。7月中旬以降、専門家を現地に招いて情報を集めている。  県消防防災航空隊には、必要な広さや地盤・地面の造りなどの指導を受けた。設計業者には施工方法について概算事業費の算出を含めた検討を求めており、天然芝や人工芝、コンクリート、アスファルト、土系のクレー舗装の5種類で調べている。  村役場は、東西に延びる村道針尾幹2号線(通称・東電道路)と南北方向の県道新田松本線バイパスに隣接しており、村内のどこからでも来やすい。村内唯一のコンビニエンスストアが併設され、来訪者が途切れない。一方、子育て世代には芝生の公園を求める声があるという。  小林弘幸村長は開会中の村議会9月定例会の本会議でヘリポートの建設計画に触れ「普段は多目的に使える仕様にしていく」と述べた。大勢の目が行き届く環境を生かして子供の遊び場とし、村役場庁舎と併せて催し物の会場にもできると考えており、「アイデア次第でいろいろに活用できる。眺めもいい村の一等地を有効活用したい」と話している。