政治・経済

塩尻のFパワー発電所 巨大設備の工事着々と

着々と建設が進んでいる木質バイオマス発電所の施設
 民間企業が主体となり、産学官連携で林業再生に取り組む信州Fパワープロジェクトで、塩尻市片丘に建設中の木質バイオマス発電所の姿が、市街地からも見えるようになってきた。木のチップを燃やすボイラー棟は高さが26メートルもあり、内部ではボイラーの組み立てが着々と進んでいる。
 プロジェクト事業地のソヤノウッドパークは東山山麓にあり、高台のため市街地からも見ることができる。現在はボイラー棟や発電タービン棟の大枠が出来上がり、建設作業のための350トンまでつり上げられる巨大なクローラークレーンも目立つ。  ボイラー棟では20日にボイラーの組み立てが始まっていて、タービン棟には9月に発電機が搬入される。発電機はつり下げて入れるため、建屋の天井は開いたままの状態になっている。燃料のチップをためるサイロは基礎工事が始まった段階だが、完成するとボイラー棟にチップを送るコンベヤーも合わせて高さが37メートルにもなる。  発電所は来年10月に稼働する予定で、建設・運用するソヤノウッドパワーの石井幸一所長は「工事は順調に進んでいる。こうしたプラントの建設はなかなかない。近くで見てもうらうとプラントの大きさを実感できると思う」と話している。

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