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筑北のデマンドバス好調 10月からさらに利用しやすく

 筑北村が昨年7月から本城地区と坂北地区で運行している乗り合い型・予約制のデマンドバスの利用が好調だ。村営の定時・定路線バスの利用者が少ない日中の時間帯に運行したところ、年々減少していた村営バス利用者数の下げ止まりにつながった。10月からは2地区のバス停を10カ所増設し、運行時間も朝夕30分ずつ拡大して利便性の向上を図る。

 デマンドバスは登録制で村内に暮らす人が誰でも利用でき、利用者の自宅最寄りのバス停から駅、役場、図書館といった目的地までを結ぶ。月~土曜の午前9時~午後3時に運行し、乗車を希望する7日前から前日までに予約センターに電話予約をして利用できる。それぞれの都合に合わせて移動できる利点などから利用者が伸び、7月現在で310人が利用登録し、高齢者を中心に1日平均12~13人が利用している。
 新しいバス停は定時・定路線のバス停がなかった集落を中心に本城の乱橋上町、八木、坂北の仁熊、竹場などに設け、これまでより地域をくまなく回れる体制を整える。村内のバス停はデマンドのバスと定時・定路線バスを含め79カ所になる見込み。運行時間は10月から午前8時半~午後3時半となる。
 デマンドバスは、利用者減が課題だった村営バスの運行体系見直し策として村が実証実験を兼ねて導入した。今年1月に本格運行に移行し、利用状況の分析や利用者アンケートを実施して村の実情に応じた運行体制の検討を進めてきた。村総務課は「日中、定時・定路線バスに誰も乗っていない日もあった頃と比較して利用状況の改善につながっている。デマンドバスをまだ利用したことがない人にも周知を進め定着させていきたい」としている。
 利用料は1回の乗車につき大人200円(70歳以上の高齢者・障害者は100円)、高校生以下100円。問い合わせは村総務課(電話0263・66・2111)へ。