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知的障がいバド 2種目全国優勝 片丘の中野林太郎さん

 塩尻市片丘の中野林太郎さん(21)が、このほど千葉市で開かれた第1回日本知的障がい者バドミントン選手権大会の男子シングルスとダブルスで優勝した。日本障がい者バドミントン連盟が知的障害部門の強化を目的に初めて開いた大会で、中野さんは全国の選手から目標とされ、競技レベルの向上に貢献している。

 男子シングルスには32が出場してトーナメント戦が行われ、中野さんは全試合ストレート勝ちした。決勝戦でも、急速に力をつけてきた年下のライバルを抑え、実力を示した。中野さんは日本障がい者バドミントン選手権の知的障害男子シングルスで3連覇をしており、父親の唯志さん(56)は「2位、3位の選手は『打倒、林太郎』で猛練習をしている。全体でも3年前と比べて競技力が大きく上がっている」と話す。
 今大会は知的障害がある選手を支える家族同士が交流し、情報交換する貴重な機会にもなった。中野さんは富士電機フロンティア松本事業所(松本市筑摩4)に勤めながら、トップの座を譲らぬ覚悟で練習を重ねている。唯志さんは「知的障害バドミントンを引っ張り、パラリンピックの種目に採用される道を開きたい」と夢を描いている。