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交響曲大迫力の演奏 OMFのAプログラムに1920人

 国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)のオーケストラ公演が23日、松本市水汲のキッセイ文化ホールで開かれた。Aプログラムとして、フェス最多客演のファビオ・ルイージさん(60)が指揮をし、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が紡ぐ洗練されたハーモニーに1920人が酔いしれた。

 「オケメンバーの99%が演奏したことがない」(ルイージさん)というシュミットの交響曲第4番は、繊細で哀愁漂う旋律や管弦の情熱的な調べが聴衆を魅了した。ルイージさんが得意とするマーラーの交響曲第1番「巨人」は静けさの中に力強さがあり、ルイージさんの力強い指揮が弦楽の華やかな響きや、同じ旋律が重なり合う幽玄な調べを導いた。フィナーレは今年のOMFオケ最多の全99人が奏でる大迫力の演奏で圧倒し、松本市内田の会社員・中島みち子さん(58)は「以前、小澤(征爾)さん指揮の演奏を聴いたことがあり、このマーラーは2回目。また違っていて本当に良かった」と感動していた。
 OMF最終日の9月7日には、オーケストラのBプログラムが公演される。