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エコバッグで安否確認 池田が防災訓練で実践運用

災害時に住民の無事を知らせるエコバッグ。表裏兼用で普段は買い物袋として使える

 池田町はこのほど、災害時に町民が身の安全を確保できたことを知らせる目印の手提げ袋「無事ですエコバッグ」を製作した。表裏兼用のリバーシブルで、表側は買い物などの普段使いができ、裏返すと黒色の文字で大きく「無事です」と表示され、災害時は玄関先に掲げてもらうことで、迅速な安否確認や救助活動に役立てる。各戸に配布し、25日の町総合防災訓練で試用する。

 バッグは綿製の黒色で、大きさが33センチ四方になる。表側は「美しいまちづくり」のロゴが入り、裏側は黄色地に黒い字で大きく「無事です」と表示されている。
 町は平成29年、各戸の避難済みを知らせる「イエローカード」を製作したが、「避難済」と記されているため、一部の町民から「留守を知らせるようで抵抗がある」「家の中にいた方が安全な場合はどうしたらよいか」といった声が寄せられていた。
 町総務課の佐藤静雄危機対策幹は「安全をしっかりと確保してもらえれば在宅避難も避難になる」とした上で、表現も留守と分からないように改めた。一人一人が意識を高めることが大切とし、日常的に目にするエコバッグを考案し、「レジ袋の削減と防災にぜひ活用してほしい」と呼び掛ける。
 自主防災会を通じてバッグ計約4000袋を配布している。問い合わせは町総務課消防防災係(電話0261・62・3131)へ。