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OMFオペラでボランティア 松本衣デザイン専の学生が勉強兼ねて汗

ボランティアとして携わる進藤さん(右)、瀬戸口さん

 開催中の国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)で、オペラ「エフゲニー・オネーギン」の衣装スタッフとして松本衣デザイン専門学校(松本市中央2)の学生有志がボランティアで活躍している。今年のオペラは100人以上のキャストが出演する大規模な舞台で、松本の象徴となる音楽祭を地元の学生として支えようと奮闘している。

 学校を通して募集があり、希望した6人がリハーサルから参加している。主に農民や舞踏会のゲストを演じる合唱メンバーを担当し、場面によって変わる農作業服やドレスの着脱をプロのスタッフとともに手伝っている。作品の舞台となる19世紀を意識した衣装や何枚も重ね着する独特の着方、その場で臨機応変にサイズ直しをするプロの仕事も目の当たりにし「勉強になる」と張り切っている。
 ファッションテクニカル学科2年生の進藤雄斗さん(19)=松本市筑摩2=は「襟を立てるか立てないかといった細かなところで見え方が変わる」と仕事の重みを感じ「格好良く見えるよう、また出演している人が着やすいようお役に立てれば」と話す。
 同学科2年生の瀬戸口愛さん(19)=同市中央4=はかつて「子どものための音楽会」などに親しみ、まちを挙げて盛り上げているOMFに関われる貴重な機会として応募した。「自分が着付けを手伝った人が舞台に出るという大事な仕事。本番が成功するよう、手順など確認して臨みたい」と意気込んでいる。