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年縞時代計る物差し紹介 松本の東洋計量史資料館

 計量関連品を展示する松本市埋橋1の東洋計量史資料館で20日、特別展が始まった。福井県にある水月湖の湖底から採取された地層であり、1年間で一つの縞模様が形成される「年縞」の現物を飾っている。約7万年分の年縞が掘削されたが、資料館ではうち約1000年分を「時代を計るものさし」として紹介している。

 福井県年縞博物館の協力で実現した。年縞は湖底にプランクトンの死骸や黄砂などが堆積してでき、解析すれば過去の気候変動や自然災害の履歴が分かる。水月湖の年縞は世界一(45メートル)を誇る。資料館の年縞は1万849年前から9924年前までの分で土田泰秀館長は「中国で稲作が始まり、マンモスが絶滅したころ」と説明する。
 資料館は平成26年、計器類製造の東洋計器(松本市和田)が開館した。特別展の会期は約1年半を予定する。入館は前日までに電話で予約する。午前10時~午後4時。入館料は高校生以上500円、小中学生200円。
 問い合わせと予約は東洋計器(電話0263・48・1121)へ。