地域の話題

「木曽音楽祭」賄いで支援 女性ボラが演奏家に料理

 国内外で活躍する演奏家が木曽町内に泊まり、練習を重ねてステージに臨む「木曽音楽祭」が23日に開幕する。1週間に及ぶ期間中の朝夕の食事を準備するのは地域の女性たちで、45回目を迎える音楽祭の草創期から続く伝統の賄いボランティアだ。

 20日の朝、食事会場の町文化交流センターでは、当番11人が手際良く調理を進めていた。この日の献立は、塩さば、ベーコンのサラダ、小松菜と揚げのちりめんあえなどで、リハーサルに向かう演奏家やスタッフの35人分を作った。
 賄いには地元を中心に郡内の女性が携わっており、班をつくって買い物や片付けも分担する。この日は地元の折り紙サークルのメンバーが中心で、和気あいあいと調理しながら、折り紙で箸袋を作ることも決めた。ボランティア9年目の林理子さん(48)=福島=は「気心の知れた仲間との調理は非常にスムーズ」とうなずいていた。初めて参加した田口由利子さん(65)=日義=は「ささやかな存在ですが、演奏家の皆さんのお役に立てればうれしい」と話していた。
 賄いは、演奏家が木曽入りした18日の夕食から始まり、音楽祭最終日25日の朝食まで続く。
 音楽祭は、日義の木曽文化公園文化ホールで25日まで開かれ、3日間とも残席がある。22日午後6時から、木曽町中学校の体育館で前夜祭コンサートが開かれる。問い合わせは、音楽祭事務局(電話0264・21・1222)へ。