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消火栓の扱い 住民が確認 松本・宮渕東町会で初講習

 松本市の宮渕東町会自主防災会は18日、町内に敷設された消火栓の取り扱い方を管轄する消防団員から学ぶ実技講習会を開いた。町会の初の試みで、町会役員ら地元住民25人が参加した。火災発生時に迅速な初期消火の態勢に移れるようにポンプやホースの設置位置の確認や放水量の調節方法、ホースの取り扱い方を学んだ。

 宮渕東町会には現在28の消火栓がある。講習会では丸ノ内中学校の北側市道に設置されている、ホース格納箱が併設された地上式と、道路や歩道下に設置されている地下式の取り扱い方を学んだ。
 第2分団の団員6人を講師に、消火栓にスタンドパイプを接続して水圧を調節するハンドルを開放し、消火栓につないだホースから放水するまでの手順を確認した。第2分団の神山和彦分団長(50)は「実際に器具に触れることで防災への意識が変わったと思う。ほかの住民にも伝えて消火活動に協力してもらえれば」と話していた。
 講習会は、消火栓の使用が必要な火災の発生時に消防団員に頼り切らず、使い方や消防車両の消火栓への誘導など地元住民が初期消火の担い手の一人になることを目的に開いた。自主防災会の防災防犯部長・手塚義雄さん(69)は「防災意識の向上には一人一人の取り組みが不可欠。地域の防災に何が必要か伝え考える機会を設けていきたい」と話していた。