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小澤征爾さん 元気に松本入り 2年ぶり

 OMFの総監督で世界的指揮者の小澤征爾さん(83)が17日、2年ぶりにOMF会場に姿を見せ、記者会見した。前日の16日に松本入りしたといい、報道陣の質問ににこやかに応じて「松本は僕にとっては自分の場所みたいなもの」とOMFや仲間への思いを語った。

 昨年はけがなどのため期間を通して参加できなかったことから、松本入りを果たし「いやあ、うれしい。やっと来られてうれしい」と率直に喜んだ。市が用意する滞在用の住宅も「懐かしい」といい、そば好きを公言していることから近くにあったそば店の閉店を惜しんで笑いを誘った。
 28回目を数える松本での音楽祭は「すごく大事な存在」、仲間のサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)は「宝」と表現し、SKOからフェスが生まれた流れを振り返る中で開催地への特別な思いにも言及した。近年のOMFでは指揮はせず総監督に徹しているものの「僕、指揮したいですよ」と変わらぬ熱意をうかがわせた。
 体調を尋ねられると、足踏みをして健在ぶりをアピールする一幕もあり、記者会見に続いて18日の公演を控えた小澤征爾スイス国際アカデミーの若手奏者らを指導した。小澤さんの松本滞在期間は未定という。