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防災訓練家族の帰省時に 松本・伊勢町3丁目町会

 松本市中心市街地の伊勢町3丁目町会は11日、災害時の町会の一時集合場所となっている地元の分銅町公園(愛称・せせらぎ公園、中央1)で防災訓練を行った。お盆に帰省する住民もいるため、10年以上この時期に納涼祭を兼ねて実施しており、世代を超えて市街地の住民の絆をつなぐ大切な機会となっている。

 幼児から高齢者まで約20人が参加し、深澤健能町会長が点呼した。各世帯で数日分を常備している非常食で、お湯を注げば食べられるアルファ化米の調理手順なども確認した。
 地元出身の会社員・中村光宏さん(22)=長野市=は「町会で子供も含めてみんな集まるのはこの機会くらい。自分も子供の時から参加しており、盆の恒例行事というイメージ。楽しみにしている」と笑顔で話していた。
 同町会では災害時、分銅町公園に集まった後に避難所となる最寄りのMウイングに移動する手順となっている。防災部長の高野栄一さん(51)は「災害時は親戚や家族と連絡が取りやすい関係であることが重要。帰省時の訓練で住民が互いに顔を合わせる機会となれば」と話していた。