地域の話題

塩尻市のミチカラプラス 議論の成果を市長に報告

 塩尻市の地域課題解決に向けて首都圏の大手企業の社員と市職員らが知恵を出し合う地方創生協働リーダーシッププログラム「ミチカラプラス推進事業」の報告会が11日、大門八番町の塩尻インキュベーションプラザで開かれた。参加者約40人が5チームに分かれ、約1カ月にわたり議論してきた成果を、小口利幸市長らの前で発表した。

 観光、経済、交通などの分野で提示された地域課題について、チームごとに取りまとめた解決策を発表した。▽中小企業の経営課題解決に、地域貢献などの理念をもち副業として取り組んでくれる外部人材の力を借りる▽地域公共交通の利便性向上に向け、車掌による簡単な介助や、路線上で自由に降車できるようにする│といったアイデアが披露され、小口市長や中島芳郎塩尻商工会議所会頭らが聞き入った。
 日本たばこ産業から参加した大橋優樹さん(29)は発表を終え「地域の人のために役立つことをしようと責任感を持って取り組めた」と充実した様子で話していた。
 参加者は7月11日に都内で行われたキックオフイベント以来、議論や市内でのフィールドワークを通じて発表内容を練ってきた。発表内容は今後、市の関係部署で実現性などが検討され、結果に応じて市の施策に反映される。同事業は平成27年度に始まり、今回で5期目となる。