教育・子育て

松川中の生徒が活躍 ちひろ美術館でボランティア

バッジ作りのワークショップでボランティアに励む中学生(中央)
 松川村の松川中学校の生徒たちが夏休みを利用し、村内の安曇野ちひろ美術館で、来館者の創作体験をサポートしたり、館内を案内したりといったボランティア活動に励んでいる。18年目を迎えた恒例の取り組みで、今季(8月1~16日)は1~3年生約170人が参加し、それぞれの力を発揮しながら県内外から訪れる人たちをもてなしている。
 いわさきちひろが用いた水彩技法「にじみ」の絵でバッジを作る体験ワークショップや、来館者を案内するガイドツアーのサポートをしている。  10日のワークショップにはたくさんの人が体験に訪れ、中学生たちがちひろ作品の特徴やにじみの作り方を解説し、子供たちにも優しく声を掛けて制作を支えていた。1年生の今野藍也君(13)は「大勢の前なので大きな声で話すように心掛けている。バッジが完成して喜んでくれるとうれしい」と話した。  ワークショップに参加した安曇野市の穂高北小学校3年生・関更紗さん(9)は、完成したバッジを早速胸に付けて「うれしい」と喜んだ。母親の綾さん(38)は「(中学生が)進み具合を見ながら小まめに声を掛けてくれたので、安心して見ていられた」と活動を歓迎していた。  地域に親しまれる美術館づくりや、生徒たちの自主性を伸ばす活動として続けられている。美術館の職員は「中学生ボランティアの力は欠かせない存在。館での経験が生徒の自信にもつながれば」と願っていた。  バッジ作りは午前と午後に各3回あり、ガイドツアーは午後1時から。いずれも毎日開き、当日、先着順で予約を受け付けている。