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朝日村がせん定木破砕機導入 9月2日から貸し出し開始

朝日村が導入したウッドチッパー

 朝日村は本年度、資源ごみとして家庭からの排出が増えているせん定木を破砕してチップ化する機械「ウッドチッパー」を導入した。庭木などを処理する村民に貸し出して処理してもらうことで、ごみ量の削減を図る。特殊な機械であることから、安全に正しく使ってもらう目的で使い方講習会を開き、9月2日に貸し出しを始める。

 断面の直径で7~18センチのせん定木を処理できる自走式の機材1台と替え刃を調達した。講習会の経費を含めた事業費は80万円で、県の地域発元気づくり支援金を活用する。
 講習会は17日と9月8日、10月19日のいずれも午前8時から、朝日美術館前の縄文公園で行う。内容は1回で完結する。講習会の修了者に発行する受講証がある人が、ウッドチッパーを借りることができる仕組みにした。
 講習会の参加費とウッドチッパーの貸与はいずれも無料とする。村民が非営利で使うことを条件とする。
 せん定木などの野焼きは原則禁止で、廃棄物処理法に基づく罰則もある。一方でチップ化すると、地面に敷いて草が生えるのを防ぐ被覆資材や堆肥、燃料などとして使うことができる。
 村は資源化を進める観点で、平成29年4月から、せん定した枝と、落ち葉・刈った草を別に収集している。29年度のせん定枝の排出量は前年度比で3割ほど増え、30年度も高い水準が続いた。
 村は、処理した人たちが自家消費し切れない場合も想定し、生ごみの堆肥かやウッドチップの活用方法を学ぶ場もつくる。従来はごみとしてとらえられていたものを、資源として活用する形を村全体で探る考えだ。
 講習会の問い合わせは村建設環境課(電話0263・99・4103)へ。