地域の話題

豚コレラ対策で県が狩猟禁止区域設定 中信では10市町村対象に

 県は9日、県内で野生イノシシの豚コレラ感染が相次いでいることを受け、感染が確認された24市町村を対象に、新たに「狩猟禁止区域」を設定することを明らかにした。野生イノシシの豚コレラが発生した地点の半径10キロ圏内にかかる市町村の全域を対象とし、ウイルスの拡散を防ぐために一般の狩猟者が11月15日から3月15日の猟期に立ち入ることを禁止する。

 地元猟友会が市町村の依頼を受けて実施している有害捕獲は狩猟禁止区域内でも継続するため、趣味で狩猟を楽しむ一般の狩猟者の立ち入りを制限する。松本・木曽地域では、松本市、塩尻市、山形村、朝日村、上松町、南木曽町、木曽町、木祖村、王滝村、大桑村が対象区域となる。
 狩猟禁止区域内の狩猟者が減るため、例年よりも有害捕獲に力を入れるように対策を講じる。キャンプやキノコ採りなどで一般の人が山に入る事態も想定されるとし、今後は狩猟者以外も立ち入りを制限する区域の検討も行っていく。
 阿部守一知事は9日の会見で「これから狩猟シーズンを迎えていく中で、感染を広げないためにも一般の方がむやみに山に入らないようにしていきたい」と話した。