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木祖の薪ストーブ愛好者が「薪の会」設立

 木祖村内の薪ストーブ愛好者が「薪の会」を立ち上げた。燃料となる薪の確保に際し、村内各所の支障木を伐採し、その資源を有効活用するとともに、環境美化も目指すボランティアグループだ。18日には、伐採木を村民に提供する初の配布会も行う。

 「三度の飯よりも薪が大事」という有志21人がタッグを組んだ。会員が伐採作業に汗を流し、村は重機の提供で協力する。配布会場となる、とちのみ保育園(小木曽)南側の木曽川左岸の河川敷も村が提供した。
 伐採木は、村内で6月末にあった「はくさいマラソン大会」の開催準備に際し、コース沿道の支障木を伐採して確保した。配布会に向けて7月中旬に行った初回の準備作業では、直径5~50㌢、長さ2㍍ほどに切りそろえ、河川敷に伐採木の山を並べた。
 ナラ、アカシア、シラカバ、カラマツなど多彩な樹種がそろった。愛好者によって好みの木材は異なるといい、「平等に提供しよう」と、配布当日はくじ引きで伐採木の山を決める。
 11日に最終準備を行い、終了後に「納涼パーティー」で会員の親睦を深める予定だ。会の代表を務める上村誉典さん(69)=薮原=は「作業は大変だが、薪を準備することも楽しみの一つ」と笑い、「住民と行政が連携して取り組むスタイルが、郡内の他地域のモデルになれば」と願っている。
 18日の配布会は午前8時ころからで、事前に申し込みのあった80世帯に配布する。