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筑北・西条別所線の改良ほぼ完了 防災拠点へのアクセス向上

災害時に備えた拡幅工事がおおむね完了した村道

 筑北村が昨年から進めていた国道403号と村防災公園(本城地区)を結ぶ村道西条別所線の拡幅工事が、おおむね完了した。災害時の避難施設となるサッカー場、ヘリポート、村外からの支援組織の受け入れ拠点となる本城グラウンドなどを備えた防災公園のアクセス道路は、幅が狭く急勾配の箇所もあったが、改良により緊急車両も円滑に通行できるようになった。

 拡幅範囲は、国道403号との接続点から村サッカー場までの約530メートル。狭い所で4~5メートルだった幅を8メートルに広げ、センターラインのある片側1車線の道路になった。カーブや勾配も緩め、緊急時の車の駐停車や作業スペースを確保するために路肩も広めに確保している。
 公園側から2期に分けて工事を進め、昨年夏から秋にかけて182メートルを整備し、昨年12月からは一帯を全面通行止めにして残りの346メートルを拡幅した。先月中旬には車が通行できるようになり、8月末に完工する見通しだ。
 村建設課は「防災公園の機能に合わせた安全な道路ができた。住民や公園利用者の利便性向上にもつながる」としている。
 工事費は1億6674万円で、財源に国の交付金を活用した。当初見込みより残土の運搬距離が短くなったことなどから44万円減額し、7日の村議会臨時会で工事請負契約の変更案が可決された。
 9月1日の防災の日には、公園で村の総合防災訓練を開き、ドクターヘリと連携した訓練や救護所開設訓練などを行う。