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豚コレラ松本でも 奈川で捕獲の1頭感染

 県は30日、野生イノシシの豚コレラ検査結果を公表し、松本市内で初めて感染が確認されたことを明らかにした。松本市奈川で26日に地元猟友会が捕獲した成獣の雌1頭が感染していた。県園芸畜産課によると、松本市内には豚を1頭以上飼っている豚飼養場は8軒あるが、最も近い所で約20キロ離れており、防疫体制を強化する「監視対象農場」に新たに指定される豚飼養場はなかった。

 30日の検査結果の公表では、松本市奈川で1頭、塩尻市で2頭、上松町で1頭、木曽町と木祖村で各2頭の計8頭の感染が新たに確認されたことが明らかにされた。塩尻市の2頭はいずれも26日に捕獲された子イノシシの雌で、小曽部と宗賀で地元猟友会が仕掛けたわなにかかっていた。いずれの捕獲地点も、既に監視対象農場に指定されている県畜産試験場(塩尻市片丘)と民間の養豚場の半径10キロ圏内に入る。
 松本市の発見場所は市内の養豚場(豚飼養場)から離れているものの、県園芸畜産課は「野生イノシシの進入防止柵の設置を豚飼養場に求め、対策を急ぎたい」としている。
 県内の野生イノシシの感染確認は計27頭になった。