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南木曽町観光協会が法人化

 南木曽町観光協会は30日、町役場で総会を開き、任意団体だった協会を解散し、新たに一般社団法人として発足した。旅行商品の開発・販売など独自に収益事業を展開できる体制を整え、行政に依存しない自立的な組織として、町内観光の発展を担う姿を目指す。新規会員を募りながら、来春の本格始動を目指して事業の計画立案を進める。

 日本人旅行客のニーズの多様化、外国人観光客の増加といった情勢変化に対応できる組織への発展を目指し、平成27年度から検討を進めていた。木曽郡内の観光協会では4件目の法人化となる。
 旧協会の解散総会後、新法人の設立総会を開き、初年度の事業計画や予算などを決めた。役員選任では、旧協会役員全員を新法人の役員とした。伊藤民男会長(69)=読書=は、法人化の狙いを「皆さんが観光で食べていかれる、もうけることのできるようにする」ことだと語り、観光関係者に限らず幅広く協会への参加を呼び掛け、力を結集して観光の充実を図る意欲を語った。
 初年度は、南木曽駅前や妻籠宿での観光案内など旧協会の事業を継承した上で、新規事業の立案を進める。旅行業資格を持つ専従職員1人を来春に採用する計画で募集を進める。事務所に関しては、町が妻籠宿の元JA木曽購買店を来春から協会に貸す方向で、建物の改修や取得の準備を進めている。