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梅雨明けようやく 真夏日熱中症で5人搬送

強い日差しの下、日傘を差して散策する観光客(松本城公園)

 気象庁は29日、長野県を含む関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年(7月21日)より8日遅く、昨年(6月29日)より30日遅い梅雨明けとなった。

 29日の関東甲信地方は太平洋高気圧に覆われておおむね晴れ、向こう1週間も引き続き晴れの日が多いと見込まれることから、梅雨明けしたと判断した。松本地方は薄い雲が広がり東西の山々は雲に包まれたが、午後の早い時間帯まではおおむね晴れ、松本城公園では強い日差しを避けようと日傘を差した観光客が目立った。
 茨城県龍ケ崎市から孫2人と妻の4人で松本城を訪れていた荒藤聖一さん(70)は「暑いけれど明日は燕岳に登る予定なので、梅雨が明けてくれてよかった」と笑顔で話していた。

 29日の各地の最高気温は、松本市沢村と塩尻市木曽平沢で32・7度、安曇野市穂高で32・5度、松本市今井で31・5度、南木曽町で31・4度、木曽町福島で31・1度、松本市奈川で30・8度となるなど、各地で30度を超える真夏日となった。松本広域消防局によると、安曇野市内で午後0時半ころ、屋外で作業をしていた45歳の男性が吐き気や目まいを訴えて搬送されるなど、管内では午後5時までに熱中症とみられる症状で40代から80代までの5人が搬送された。
 気象庁の天気予報によると、30日の松本市の天気は曇り時々晴れで日中の最高気温は34度を見込む。今後1週間の県内の天気も太平洋高気圧に覆われておおむね晴れそうだ。