教育・子育て

聖南中・生坂中吹奏楽合同チーム 中信で金賞、県大会へ

県大会に向けて意気込む2校の吹奏楽部員たち

 筑北村の聖南中学校と生坂村の生坂中学校の吹奏楽部による合同チームが、このほど行われた第59回県吹奏楽コンクールの中信地区大会中学校B編成(30人以下)で金賞に輝き、8月5日に松本市で開かれる県大会に出場する。部員数の減少などを受けて今春、初の合同チームを結成し、気持ちを一つに練習を重ねてきた成果が実を結んだ。両校の生徒たちは夏休み中も合同練習に励み、演奏に磨きをかけている。

 合同チームは聖南中8人、生坂中11人の計19人編成で、例年に比べて部員が少なかった聖南中が合同活動を提案し、実現した。平日は各校での活動をベースにし、週1回、週末に合同練習に取り組んでいる。練習時間が限られるなど初の試みで不安な点もあったというが、聖南中3年で部長の高野映麻さん(15)は「みんなで一生懸命練習するうちに『仲間』という意識が深くなって、いい結果が出せた」と話す。3年間の集大成として意気込みもひとしおで「人数が多いと音の迫力も違う。東海大会出場を目指して演奏したい」と笑顔を見せる。
 聖南中は過去に東海大会や、全国規模のコンクールなどにも出場実績があり、生坂中は4年ぶりの県大会出場になる。生坂中2年の太田実花さん(14)は「すごく刺激を受けている。地区大会よりいい演奏をしたい」と張り切っている。
 地区大会B編成には26チームが参加し、金賞・銀賞の9チームが県大会出場を決めた。2校の合同チームは自由曲で、離島の自然の美しさと厳しさを表現した「うつくしの島」を奏でた。県大会にも同じ曲で臨む。上位3校が県代表として東海大会に駒を進める。指導する聖南中吹奏楽部顧問の吉田智樹講師(32)は「(地区大会では)生徒たちが自信を持ってそれぞれの音を出せた。一体感を大切に県大会に臨みたい」と話している。