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手仕事の楽しさ実感 松本民芸館で子ども教室

卓上の織り機を使って丁寧に作品を仕上げる参加者
 松本市里山辺の松本民芸館と県民芸協会は28日、同館で「第11回子ども民芸教室」を開いた。牛の乳を搾るのに利用される背もたれのない低めの椅子・ミルクスツールを製作する木工コースと、古い布を再利用してテーブル掛け(卓布)を織る裂き織コースに小学生の親子13人が参加した。
 いずれも協会員で、竹下賢一さん(67)=庄内=や、山賀照子さん(75)=浅間温泉3=らが指導した。裂き織コースの参加者は卓上織り機を使って麻糸と裂いた布を交互に織りながら丁寧に仕上げた。芳川小学校4年生の開島実結さん(10)は「昔の人の気持ちが分かって良かった。作品は自分の部屋に飾りたい」とほほ笑んだ。  講座は、親子でものづくりを体験してもらうことで民芸に親しみを抱いてもらおうと毎年夏に開いている。山賀さんは「毎年どんな子供に会えるか楽しみにしている。ものを大事にする気持ちを養ってほしい」と話していた。